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2009年9月29日 (火)

’09初秋 北アルプス南岳劇場 ⑤完結編

2009年9月10日(木)から12日(土)に出かけた山行の続きです。

 前回までは コチラ

 

槍ヶ岳を堪能しました。

時刻はお昼前。

そろそろ南岳へと戻りましょう。

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ありがとね~、また来るね~♪

 

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見下ろせば殺生ヒュッテ。

その向こうにヒュッテ大槍、その奥にはヒュッテ西岳、更に奥には常念小屋です。

 

 

ここは飛騨乗越。 

槍平との分岐です。

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槍平へは、コチラを下って行きます。

私は、大喰岳へと進みます。

 

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槍ヶ岳と東鎌尾根、そして燕岳から大天井岳。

 

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ヒュッテ大槍と西岳、常念岳。

 

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こちらは西鎌尾根。

黒部の山々が見渡せます。

 

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槍ヶ岳がこんな風に見えると・・・。

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大喰岳の山頂に到着です。

 

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大喰岳から眺める中岳。

標高3101mの大喰岳から標高3084mの間には、結構なアップダウンがあります。

ここで、一人の登山者とすれ違いました。

「こんにちは・・・あれ???  あっ!どうも!!」

天狗池から槍沢へと下る途中で、「天狗池の様子は?」と、会話を交わしたお兄さん。

この方は、天狗池から南岳への分岐に出て、中岳経由で槍ヶ岳へと向かう途中でした。

お互い笑顔で健闘を讃えあい、それぞれの方向へと。

ほんの僅かな時間でも、もう昔からの知り合いみたいな関係になってしまう。

それも山の魅力ですね。

 

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中岳山頂前の最後の登り。

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この梯子を登りきると・・・。

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中岳山頂です。

本当なら、槍ヶ岳が見えるのですが、残念ながらガスガスです。

 

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南岳へと向かうには、岩場を下ります。

 

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ここは中間ピーク。

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左に切れ落ちているのは、朝下った天狗池への登山道。

その奥は、屏風岩です。

 

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下に広がっているのが、氷河公園 天狗原です。

 

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天狗池も見えます。

 

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アルプス表銀座、喜作新道です。

奥の稜線は、大天井岳から常念岳へと続く稜線。

 

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飛騨方面のガスは濃くなる一方です。

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陽射しも長いこと遮られて、気温が上がりません。

こうなると、ひたすら歩きます。

そしてようやく・・・。

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南岳山頂(標高3032.7m)にたどり着きました。

常念山脈は辛うじて見えますが、槍の方面はガスガスです。

 

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南岳小屋も、飛騨方面から流れてくるガスにまかれています。

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小屋を出てから8時間弱、長い長いお散歩から戻ってきました。

 

連泊の手続きをして荷物を部屋へと戻し、少し厚着をして外に出ますが、ガスは濃くなるばかりです。

小屋に張り出されている天気予報は下り坂。

明日は雨の予報です。

しばらく、小屋の中で大人しくしましょう。

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この梯子は、大キレットにかかっていた梯子。

40年以上に渡って登山者の安全通行を支えてきた梯子。

2007年9月に新しい梯子へと架け替えられた事で、その役目を終えました。

今はこのように、南岳小屋に展示されています。

 

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こちらは小屋の受付の様子。

私はいつも、左端に写っているセルフサービスコーナーを利用します。

ホットカルピスを飲みながら、2コ50円の手作りドーナツを食べる時間が楽しみのひとつです。

 

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いつものようにホットカルピスと手作りドーナツを楽しんでいたら、小屋に到着した単独登山者の方々が、数人集まってきました。

気が付けばストーブを囲んで、7名程の輪になって。

その中に、年配のご夫婦の姿がありました。

前日、林道で迷っていたご夫婦です。

楽しそうに笑うお二人の笑顔を見て、目標を見つけた気がしました。

周囲の人たちを優しい気持ちにさせてくれるその笑顔、とてもステキなご夫婦でした。

 

この日の宿泊者は全部で10名。

食事はこじんまりとしたものでした。

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が、それがかえって仲間意識を強くしました。

食事が終わっても誰一人席を立とうとしません。

いろんな話に花を咲かせて、楽しく過ごしました。

 

そして翌朝・・・。

標高3000mの風の通り道に建つ南岳小屋。

小屋の中に居ても、少しの雨が嵐のように感じてしまいます。

少しでも早く樹林帯へ下ろうと、この日の朝食はお願いしておきませんでした。

他の皆さんが朝食をとっている間に、私は雨用の装備を装着して、下山の準備を進めました。

小屋主のさかもとさんに挨拶をします。

「ま、下るだけなので、早く下りて温泉で温まって下さいね。」

私は苦笑いしながら答えました。

「今日は後ろ髪ひかれなくて助かります。また冬に遊んで下さい。」

さかもとさんは、冬の間は雪の案内人をしています。

私も時々参加します。

今年の冬は、一緒に 「焼岳りんどう平」 へと出かけました。

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いよいよ下山を開始しようとしたその時。

朝食を終えた数名の方が、わざわざ雨の降る小屋の外にお見送りに出てきてくれました。

「もう下山されるんですか?」

「どうせ濡れるなら、さっさと下って温泉を目指します。」

私は笑顔で答えました。

「思ったより、たいした雨じゃないですね。負け惜しみですけど。

 楽しい時間をありがとうございました。また、どこかのお山でお会いしましょう!」

何だか心の中は晴れやかな気分になりました。

 

新穂高の駐車場に到着したのは、下山開始から6時間後。

雨脚が強くなることはありませんでしたが、ずぶ濡れになってしまいました。

カメラは防水バックに入れてあったので無事でした。

が・・・。

カッパの下に履いていたジャージのポケットに入っていた携帯電話が・・・。

メールは出来ますが、通話が出来なくなってしまいました・・・。

そのまま直らず、数日後には防水携帯へと機種変更する破目に・・・。

 

そんなハプニングはあったものの、今年も無事に南岳詣では終了しました。

大好きな稜線で過ごした2日間、とても幸せな時間でした。

 

           ’09初秋 北アルプス南岳劇場 おしまい。

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めっしーの登山記」カテゴリの記事

コメント

遅くなりました。
前回の続き、④⑤を読ませていただきました。

山での出会いっていいですね~。
私は、山小屋泊の経験が少ないんですが、
やっぱりひとつ屋根の下に一緒にとまって、
山の話に花を咲かせながら、食卓を囲む。
っていうのが、いいんでしょうねーconfident

そして今回も、すばらしい山々の写真たち!
360度の大パノラマ~堪能させていただきました。

携帯は、残念でしたねdown
防水携帯ですか!今ドキ~flair
カッパ着てても、ずっと雨だと濡れますもんね。
お疲れ様でした。

私は、今まで来てた雨具がぼろぼろになって、
最近新しいカッパを購入しました。
ちょっと雨が降ってほしいような気も…。
いやいや、やっぱり山は晴天に限りますhappy01

☆ささのはさん☆

わざわざありがとうございます。
つい先日に出かけたつもりだった南岳。
気が付けばもう一月も前の話しになるのだと、自分でも驚きました。

私はここ数年、年間3度の山小屋泊を恒例としています。
5月or6月の涸沢ヒュッテ。
8月末から9月の南岳小屋。
そして、秋の涸沢をベースとしたどこか。
今年はまだ、秋の小屋泊が未実施ですが・・・。
なるべく、混雑する時期をずらしています。
それだけに、小屋でご一緒する方というのは、一般的でない方々が多いようで。(笑)
なるべく一人で過ごすようにしている私も、ひとたび会話をすると、とても打ち溶け合ってしまうようです。
そうやって、楽しい思い出が増えてきています。
毎回同じ山に出かけても、新鮮な気持ちと安心感と。
大好きな景色は、飽きることがありません。
時間に余裕があれば、色々出かけたいとも思いますが。
同じ山ばかりになってしまいます。

携帯が壊れている事に気付いたのは、翌日でした。
メールは、普通に送受信できていたので。
着信音も鳴ったんですよ。
ただ、会話が出来なくて。(苦笑)
メールしか出来ない携帯では、困ってしまいます。
それで、思い切って防水携帯にしました。

山の道具、私もここ数年、1点ずつ買い換えています。
今年は、ザックを買い換えました。
十数年使ったザックを買い換えました。
南岳の時に、初めて使ったんですよ。
いきなりびしょ濡れでした・・・。
やっぱり山は、晴天がいいですね。

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